衆議院選挙 一票の格差 裁判当該選挙区 [衆議院選挙 無効 一票の格差]
2012年末に行われた衆議院選挙の一票の格差裁判で、
訴訟の対象となった選挙区と当選議員の一覧です。
【衆議院選挙 一票の格差 裁判当該選挙区】
全国で31の選挙区が対象となっています。
関連記事:一票の格差 裁判 高裁 判決結果 一覧
訴訟の対象となった選挙区と当選議員の一覧です。
【衆議院選挙 一票の格差 裁判当該選挙区】
札幌高裁 | ||
---|---|---|
北海道3区 | 高木宏寿 | 自民党 |
仙台高裁 | ||
宮城2区 | 秋葉賢也 | 自民党 |
仙台高裁秋田支部 | ||
秋田1区 | 冨樫博之 | 自民党 |
東京高裁 | ||
東京1区 | 山田美樹 | 自民党 |
東京2区 | 辻清人 | 自民党 |
東京5区 | 若宮健嗣 | 自民党 |
東京6区 | 越智隆雄 | 自民党 |
東京8区 | 石原伸晃 | 自民党 |
東京9区 | 菅原一秀 | 自民党 |
東京18区 | 土屋正忠 | 自民党 |
神奈川15区 | 河野太郎 | 自民党 |
名古屋高裁 | ||
愛知1区 | 熊田裕通 | 自民党 |
愛知8区 | 伊藤忠彦 | 自民党 |
愛知9区 | 長坂康正 | 自民党 |
愛知10区 | 江崎鉄磨 | 自民党 |
名古屋高裁金沢支部 | ||
福井3区 | 高木毅 | 自民党 |
大阪高裁 | ||
滋賀1区 | 大岡敏孝 | 自民党 |
京都6区 | 山井和則 | 民主党 |
大阪4区 | 村上政俊 | 日本維新の会 |
兵庫6区 | 大串正樹 | 自民党 |
奈良3区 | 奥野信亮 | 自民党 |
広島高裁 | ||
広島1区 | 岸田文雄 | 自民党 |
広島2区 | 平口洋 | 自民党 |
広島3区 | 河井克行 | 自民党 |
広島高裁岡山支部 | ||
岡山2区 | 山下貴司 | 自民党 |
広島高裁松江支部 | ||
島根1区 | 細田博之 | 自民党 |
高松高裁 | ||
香川1区 | 平井卓也 | 自民党 |
福岡高裁 | ||
福岡1区 | 井上貴博 | 自民党 |
福岡2区 | 鬼木誠 | 自民党 |
福岡高裁宮崎支部 | ||
宮崎1区 | 武井俊輔 | 自民党 |
福岡高裁那覇支部 | ||
沖縄1区 | 国場幸之助 | 自民党 |
全国で31の選挙区が対象となっています。
関連記事:一票の格差 裁判 高裁 判決結果 一覧
タグ:一票の格差 選挙区
一票の格差 裁判 高裁 判決結果 一覧 [衆議院選挙 無効 一票の格差]
昨年の衆議院選挙で一票の格差問題で、裁判無効を訴える裁判
が各地で起こりました。
全国各地の16の高裁で審理された結果が出揃いました。
【一票の格差 裁判 高裁 判決結果 一覧 】
この何れも、原告か、被告によって控訴させており、合同で最高裁での審理が
なされることになります。
が各地で起こりました。
全国各地の16の高裁で審理された結果が出揃いました。
【一票の格差 裁判 高裁 判決結果 一覧 】
高裁名 | 違憲かどうか | 選挙結果 | 判決日 |
---|---|---|---|
札幌高裁 | 違憲 | 有効 | 3月7日 |
仙台高裁 | 違憲 | 有効 | 3月14日 |
仙台高裁秋田支部 | 違憲 | 有効 | 3月27日 |
東京高裁 | 違憲 | 有効 | 3月6日 |
東京高裁 | 違憲 | 有効 | 3月26日 |
名古屋高裁 | 違憲状態 | 有効 | 3月14日 |
名古屋高裁金沢支部 | 違憲 | 有効 | 3月18日 |
大阪高裁 | 違憲 | 有効 | 3月26日 |
広島高裁 | 違憲 | 無効 | 3月25日 |
広島高裁岡山支部 | 違憲 | 無効 | 3月26日 |
広島高裁松江支部 | 違憲 | 有効 | 3月26日 |
高松高裁 | 違憲 | 有効 | 3月22日 |
福岡高裁 | 違憲状態 | 有効 | 3月18日 |
福岡高裁宮崎支部 | 違憲 | 有効 | 3月26日 |
福岡高裁那覇支部 | 違憲 | 有効 | 3月26日 |
この何れも、原告か、被告によって控訴させており、合同で最高裁での審理が
なされることになります。
タグ:一票の格差裁判 判決
一票の格差 ついに選挙無効の判決 広島高裁で [衆議院選挙 無効 一票の格差]
一票の格差問題で、ついに選挙無効の判決が広島高裁で出された。
ついに、昨年の衆議院選挙の一票の格差を訴えた裁判で、広島高裁が、違憲と
した上で、広島1区と2区の選挙を無効と判定しました。
1962年に初めて起こされた一票の格差訴訟で、無効判決が出たのは、今回が
初めてとなった。
実際の、格差は、一番少ない高知1区とくらべて、広島1区は1.52倍、2区は1.92倍
の格差があると認めて無効としました。
この判決を受けて、広島1区2区の議員はすぐに失職はせず、広島県選挙管理委員会
によって上告され、最高裁での判決を仰ぐことになると思われます。
初めて出された、選挙無効の判決は、政治に一票の格差問題を重く受け止める事を要求
することとなるでしょう。
タグ:一票格差問題 広島 無効
一票の格差 違憲 衆議院 高松高裁で7件目 [衆議院選挙 無効 一票の格差]
一票の格差を巡る違憲問題で、2012年の衆議院の無効を訴えた裁判で、
高松高裁で7件目の判決がでた。
高松高裁での、判決は『違憲』とした。
しかし、選挙の無効は認めませんでした。
これまで、全国で行われた、衆議院選挙の一票の格差問題の裁判で、7件目の
判決となりました。
判決では、『違憲』としたのが、東京高裁、札幌高裁、仙台各高裁、
名古屋高裁金沢支部。そして今回の高松高裁の5件。
『違憲状態』としたのが、名古屋高裁と、福岡両高裁の2件。
そしてすべての判決で、選挙の無効は否決されている。
高松高裁の原告は、判決後に、違憲でありながら、再選挙が行われないのは、
不服として、即日上告を行なっています。
各高裁での原告も、同様に上告していて、最終は最高裁の判断に委ねられることと
なると思われます。
最高裁の判断は、まだ、判決がでていない、同様の一票格差の裁判の判決が出揃った
後になると思われます。
高松高裁で7件目の判決がでた。
高松高裁での、判決は『違憲』とした。
しかし、選挙の無効は認めませんでした。
これまで、全国で行われた、衆議院選挙の一票の格差問題の裁判で、7件目の
判決となりました。
判決では、『違憲』としたのが、東京高裁、札幌高裁、仙台各高裁、
名古屋高裁金沢支部。そして今回の高松高裁の5件。
『違憲状態』としたのが、名古屋高裁と、福岡両高裁の2件。
そしてすべての判決で、選挙の無効は否決されている。
高松高裁の原告は、判決後に、違憲でありながら、再選挙が行われないのは、
不服として、即日上告を行なっています。
各高裁での原告も、同様に上告していて、最終は最高裁の判断に委ねられることと
なると思われます。
最高裁の判断は、まだ、判決がでていない、同様の一票格差の裁判の判決が出揃った
後になると思われます。
衆議院選挙が無効に? どうなる一票の格差 [衆議院選挙 無効 一票の格差]
2012年の衆議院選挙で、「違憲状態」の判決が
2012年末の衆議院選挙の1評価の格差が最高で2.43倍となった事を受けて、
北海道から沖縄まで全国で31選挙区を対象に、弁護士が中心となった
グループなどが、選挙の無効を訴えていました。
3月6日には東京高裁、翌7日には札幌高裁が「憲法違反」の判決を下しています。
ただ、いずれも、選挙結果は有効ということになっています。
どうしてこんな状態になったの?
衆議院選挙が現行の選挙制度では、違憲状態になるというのは、わかりきっていて、
その対策の為に、定数削減については、当時の与党民主党と自民党、公明党と協議
されていましたが、是正できませんでした。
ということで、この選挙自体が、定数是正されないままこうなることは、予想されてい
ましたが、野田首相は、定数削減することを話し合うという、自民党、公明党との3党合意を
しただけで、解散に突入していました。
選挙のやり直しは有り得るの?
すでに2つの高裁で判決がでたとお伝えしましたが、原告は控訴すると
していて、その判断は最高裁に持ち越されそうです。
各地での裁判は3月中に全国14か所の高裁と高裁支部の判決が出揃う予定で、
最高裁での審理となります。
実際に、選挙無効の判決がでる可能性はどうかわかりませんが、最高裁で
選挙無効であると判決がでれば、当然再選挙という事態になります。
これまで、国会で一票の格差が真剣に扱われていなかった事が露呈して「いますが、
このまま、お座なりにされるなら、選挙無効も妥当だと考える人も増えるような気がします。